2013年02月24日

ホームドアの設置に向けて...

駅のホームから転落し列車にはねられたり、ホーム上で列車に接触して死傷する事故は年々増加の一途をたどり
直近の一年間では、特に首都圏地域を中心に10年前の事故統計数と比べその数が倍以上に増えています。
何よりも早く、ホームドアの設置が急務であることを感じます。

現在、当社ではこのホームドアを設置するための工事にJR東日本との共同特許である特殊穿孔機を導入し、
微力ながらも参画させて頂いておりますが、先週末から始まった山手線新大久保駅の工事にあたり、12年前に
この場所で起きてしまった痛ましい事故を思い出さずにはいられません。

もしあの時ホームドアさえ有れば・・・この事故はあり得なかったことで、3人の尊い命も失われずに済んだ筈です。

自らの命を投げ出してまで人命救助を試みようとした韓国人と日本人、二人の勇気ある行動に改めて敬意と哀悼の意
を思うとともに、一日でも早くホームドアの設置が叶うよう我々も全力を注ぐだけです。